2014年03月18日 [取材日記]

災害時対策協定が二つも!

大村市、災害時の対策にも力を入れていますよっ!3月17日には、災害時の協定が二つ、締結されました。
まずは「福祉介護避難所の開設および運営に関する協定締結式」

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福祉介護避難所協定は、昨年12月に市内の高齢者施設と結びましたが、 今回は障害者施設との締結です。
大村市障害者施設ネットワーク協議会に加盟する 12法人、21施設が協定を結びました。 前回の高齢者施設とあわせると、40法人、68施設となり、県内では2番目の指定数!
福祉介護避難所は、災害が発生した際、高齢者、障害者、妊産婦など、 通常の避難所では生活に支障をきたす人たちのために配慮された避難所のことです。

バリアフリー化されている、専門的なケアができる高齢者施設、障害者施設などが二次避難所として市の要請により開設されます。
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そしてもうひとつは、「災害時における物資の供給に関する協定締結式」
みなさん、震災関連死が3000人を超えたというニュースを聞かれたと思います。

長引く避難所生活の環境の改善に一役かったのが、ダンボール製の簡易ベッドです。

直接床に寝るよりも、振動を防いで、暖かくて安眠できる!そのほか、床の粉塵を吸い込まない、起き上がりやすく、動きやすいので血栓ができにくいとか、避難所での健康被害を防ぐ有効なツールとして、高い評価を得ています。Still0317_00000

今回協定を結んだのは九州カートン株式会社で、災害時には全国のネットワークを駆使して、短時間でダンボール製ベッド(暖段はこベッド)と届けてくれるというものです。

そう、ダンボールだから、短期間で大量生産ができるので、必要なときに作る。つまり、ストックしとかなくてもいい!倉庫もいらない!

工具なしで簡単に組み立てられて、必要がなくなったら処分も簡単!なんて画期的!!
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お話を聞くと、外国では避難所でもベッドが基本らしく、日本みたいに“雑魚寝”はないらしんですね。文化の違いといえばそうなのかもしれないですが、健康に与える影響が大きいと聞いて驚いています。
避難所の生活環境についても考えていかなければいけないんですね。

 

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  • 投稿者:はっしー
  • 取材日記