2016年03月31日 [取材日記]

市民会館の緞帳(どんちょう)が下りました・・

昭和42年の会館以来、大村市の文化芸術の発展を支えてきた大村市民会館ですが、平成28年3月31日、その幕を下ろしました。

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今夜行われたファイナル・イベントでは、OMURA室内合奏団アンサンブルのほか、大村ゆかりのアーティストが出演し、会場に足を運んだ市民会館最後の観客と一緒に名残を惜しみました。

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↑草野仁さん、村嶋館長

スクリーンには昭和42年から現在までの出来事、市民会館でのステージの写真やイベントチラシが映し出され、さらに、当時ヒットした曲を演奏と歌で振り返りました。

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↑カツルミさん ↓タナカハルナさん

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懐メロ「暑中お見舞い申し上げます」や「硝子の少年」では会場からも大きな手拍子があり盛り上がりました!とっても素敵な音楽がつまった1時間!

大村出身のみなさんも、市民会館の思い出がいっぱい、市民会館の育ててもらったようなものと話されていました。そんな市民会館がなくなるのはやっぱりさみしいですね。

 

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来場者に配られた冊子でも、49年間の市民会館の歴史がイベントチラシや写真で紹介してありました。最後のページには・・・

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「建物は消えても、魂は消えません」

そう、私も定期演奏会や音楽祭、ナウシカの映画の上映会などなど、思い出がたくさん残っています。思い出を残してくれた市民会館に「ありがとう」ですね。

 

下ろされた緞帳の行方・・・どうなるのでしょうか?!
空港ができる前、昭和42年当時の大村の様子が描かれた貴重なものです。
次にできるホールに使われるのか?!
オークションにかけられるのか?!

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  • 投稿者:はっしー
  • 取材日記