2015年03月28日 [取材日記]
大村のひなまつり
玖島2丁目にある旧楠本正隆屋敷では現在、春の催し「大村のひなまつり」が開催されています。大村地方では旧暦の桃の節句にあわせて4月にひなまつりを行う慣わしが残ってることから、毎年3月末から4月上旬の時期に行われています。
最後の大村藩主・大村純熈(すみひろ)公のご息女・憲子姫の雛人形が展示してあります。明治初期に、京都の丸屋(現 丸平大木人形店)で製作されました。
あれ?お内裏様とおひな様の位置が逆?!
おひな様の冠(?)は重いからかぶってないの?
そんな疑問に、オレンジのジャンバーの歴史案内ボランティアガイドの方が答えてくれますよ。
後ろにかかっている掛け軸は大村出身の日本画家・荒木十畝の作です。
桜の枝になにやら短冊がかかっていますが、どんな内容なのでしょうか・・・?
4月1・2日に放送のいきいき大村マイタウンをご覧ください。
ほかにも楠本正隆屋敷では、ひなまつりイベント中の期間限定展示が行われています。
こんなかわいいお雛様や
青い目をしたお人形が~で話題になった市松人形も
正隆さんの肖像画の前には春らしい生け花も池坊いけばな笹山社中の協力で飾られています。(ほか数箇所)
4月4日と5日には、大村市茶道連合会による雛の茶会も予定されています。
時間10:00~15:00
呈茶代 300円
予約は不要です。お座敷でゆっくり抹茶をいただきませんか?
前売り券(200円)は旧楠本正隆屋敷・市立資料館・大村市文化振興課で販売中です。
大村公園のソメイヨシノもいい感じに咲き始めていますね。
旧円融寺庭園のサクラもぼちぼちです。
武家屋敷街の方まで足を伸ばして春の風情を楽しんで見ませんか?
旧楠本正隆屋敷
大村市玖島2丁目291-4
0957-52-9885
開館時間 9:00~17:00
入場料 大人200円 小・中学生100円
※4月12日までのひなまつりイベント中は無休
- 投稿者:はっしー
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