2014年07月09日 [取材日記]

薬物乱用防止教室

最近、薬物・脱法ハーブのニュースが世間を騒がせていますが、薬物の危険性を知ってもらいたいと、市内の中学校では「薬物乱用防止教室」が大村東彼薬剤師会の協力で行われています。
9日(水)には台風の影響で午前中に時間変更されましたが、郡中学校で3年生を対象に講話が行われました。

Still0709_00001

講師はきらら薬局の河村綾子先生。
スライドを用いながら、薬物乱用とは?どんな薬物が出回っているのか?体に及ぼす影響は?どうしてやめられないのか?といったお話です。

覚せい剤や大麻など、1回使っただけでも‘乱用’、鎮痛剤の多量摂取など、本来の目的以外の使い方をしても‘乱用’。
そして「一回だけ」と思っても一回でやめることができないところが薬物の怖いところです。

Still0709_00002

違法な薬物の話のほか、タバコの害についてのお話もありました。
‘たばこ’を‘ポッキー’に変えると、その異常性が実感できた「依存」の話には、生徒たちも大きくうなずきながら聞き入っていました。

中学生が薬物やタバコに手を出すきっかけとして多いシチュエーションを、郡中学校の生徒や先生が演じ、そんなときはどうしたらいいかという「対処法」も教えてもらいました。

Still0709_00003

大切な自分の心と体を守るためにどうすればいいのか、考えてほしいと最後に河村先生は訴えます。
氾濫する情報や誘惑に「自分自身で判断する」とても大切なことですね。

Still0709_00004

薬物乱用防止教室は、要望があれば学校、もちろん大人対象でもやってもらえるということです。詳しくは大村東彼薬剤師会まで!!

共有する
  • 投稿者:はっしー
  • 取材日記